2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

セカイ系

めんどくさいけど私もこれについては一度ぐらいは語らなきゃなあ。要点だけいうと「今はじまったことではない。なぜ今はじまったといわれるのか?」って感じで。ところで岩波書店の『世界』はどれぐらい売れてんだろ。敗戦直後の焼け野原で飛ぶように売れた…

あの世はないと想え

バイトの面接にいったら事務所に野中広務の写真が張ってあった。おもいっきり引いた。思えば遠くにきたもんだ。

塔のむこう

人間がひとたび「天」というような超越的価値から断絶されてしまえば、彼は好むと好まざるとにかかわらず世界の中心とならざるを得ない。そして、ひとたび人間が世界の中心となってしまえば、彼はもはや自己以外の何者をも愛せない。江藤淳『明治の一知識人』…

生活と共産主義

バイト先のガキが『生協の白石さん』にハマっている。生協は日本共産党の支持団体である。若者の赤化が進んでいることをなぜ右翼は批判しないのか不思議である。

野ブタ。をカンタービレ

やるきなーし。

失踪日記

相変わらずうちのブログの情報は糞遅いが http://www.excite.co.jp/book/news/00021132232066.html であるらしい。 実写化よりもアニメ化して欲しい。監督は勿論大友克洋で。90年代を棒に振ったニューウェーブの旗手二人による夢のコラボレーション。アニ…

あびゅうきょの同人誌に

『フェミファシストヒルダの大冒険』ってのがあるそうな。その紹介文が面白い! 『太陽の王子ホルスの大冒険』のヒロイン、ヒルダがフェミファシストとして現代に蘇った。堕落したこの日本に悪魔の妹として止めを刺す! 「女子供のようにものがみたい」って…

貧乏幼女

http://hatoyt.hp.infoseek.co.jp/4n/e/1128575372327.png でも、やっぱり造反は無理だろう。つるぺたな現実を引き裂いてみても出てくるものは結局のところ退屈さだけではないか。 佐藤友哉や酒鬼薔薇や例のペルー人が発見したものは、退屈さであり、貧しさ…

ウヨケット2003

mixiで他人の参加しているコミュを眺めることだけが最近の楽しみである。

江本勝ふたたび

この男によると「108の元素は人間の108の煩悩に対応してることはもはや常識である」のだそうだ。常識的にいえば人間の勝手な考えを自然法則に投射させるのはバカそのものだと思うのだが。ところで梶原一騎は『巨人の星』で「ボールの縫い目は108だ。」とか言…

古事記

橋本治の古事記 (シリーズ・古典7)作者: 橋本治出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/12メディア: 単行本 クリック: 42回この商品を含むブログ (5件) を見る古事記ってのは日本歴史論、日本語論、日本文化論、天皇論の最高峰だな。現代語訳でさえはじめて読…

西村眞悟

初めは民主党やら弁護士団体やらが彼を刺したもんだと思い込んでいたが、どうも違うっぽい。恥を知れよな、産経新聞。脇が甘いといえば、そのとおりだけども、それこそが彼の魅力なんじゃないか。昔引用したものをもう一回引用する。 学期末に試験があるのは…

帰国事業

江本勝という人間が気になって仕方がない。おそらく彼ほど「物神崇拝」の本義を心得ている者はいないのではないか。彼の考えを一言で評するなら「人間が万物の主人である。そして主人は全てを決定する」といったところか。ちなみにこの一文は「主体思想」の…

夜更けに陽明学の本とか読み耽るの

いろいろと書く。リストを使ってみたりする。リストの使い方がいまいちわかっていない。