乗り込んでゆけウリへ(断片)

私の腐った脳髄によると、いましろたかしデメキング』は『ハルヒ』みてえだ。

たしか『デメキング』は、おーつか某が『沈黙の艦隊』を貶すときに、『沈黙』と対比させるかたちで褒めていた作品でもある。

沈黙の艦隊』は国会でも取り上げられた作品だ。

そして『デメキング』はセカイ系と呼ばれていない、と。

新井英樹『THE WORLD IS MINE』は『デメキング』の影響をうけている。

『THE WORLD IS MINE』が流産しつつあるときに開始された作品がある。『最終兵器彼女』なんぞはそうだろう。

「北海道+侵略者」といえばロシヤであろう。勿論90年代にロシヤを脅威に思った人間はいない。

沈黙の艦隊』は予言的作品だ。

『THE WORLD IS MINE』は現実を作品の中に織り込もうとした作品だ。私はこの作品の破綻は計算ずくのものであるように思える。

デメキング』は情けなくリアルだ。『デメキング』の外側にあるリアルに対抗するために?

最終兵器彼女』は「んなもん関係あるか」といっているように私には思える。

そして肝心なのは大塚英志も、かわぐちかいじも、新井英樹も、いましろたかしも、高橋しんも、現役であるということだ。