2007-11-08から1日間の記事一覧

「マンガ」と「政治」概論というか試論補足2

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/yasudayasuhiro/20071108%23p2 >ベタやストレートは、ある意味で価値を再考されるべきなのでは?そういうことは芸術では何度も繰り返されているように思うけれど。「ベタやストレート」をある意味で再考…

「マンガ」と「政治」概論というか試論補足。

かわぐちかいじ、谷口ジロー、たなか亜希夫は、大友克洋(のシニカルさ)に対抗した劇画作家といえる。んで、この三方と組んで、傑作を生み出した原作者がいる。狩撫麻礼である(まー、大友とも一度組んでいますけど)。狩撫麻礼はブルーハーツを絶賛してた…

世田谷区(笑)

http://www.worldtimes.co.jp/wtop/education/071105/071105.html 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理を表す」 祇園精舎も娑羅双樹も日本じゃなくて、インドのものだわな。「乱れた日本語」ために、インドのものを持ち…

「マンガ」と「政治」概論というか試論2

同時にこれらとは別の局面も存在する。マンガにおける「ニューウェーブ」以降の問題と、「不条理ギャグマンガ」以降の問題である。価値相対主義の問題と言うべきかも知れない。大友克洋というマンガ家がいる。彼は徹底したシニカルさと、異常な作画力でマン…

「マンガ」と「政治」概論というか試論1

http://d.hatena.ne.jp/i04/20071108/p1 に関連して戦後マンガ史の最大の主題は、「マンガ=子供のもの」という図式の否定である。マンガ史は、人間を、大人を、青年を、内面を、性を、社会を、この街の風景を、その葛藤を描くために進歩し、それらは一定以…