「マンガ」と「政治」概論というか試論補足2

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/yasudayasuhiro/20071108%23p2
>ベタやストレートは、ある意味で価値を再考されるべきなのでは?そういうことは芸術では何度も繰り返されているように思うけれど。

「ベタやストレート」をある意味で再考したのが、かわぐちかいじ谷口ジローたなか亜希夫狩撫麻礼であると思っています。それと、おそらく彼らに影響された新井英樹とか、いましろたかしとか、福本伸行とか。それと雑誌の『コミックビーム』とか。
「ベタやストレート」な『コミックビーム』VS「ニューウェーブ」の末裔『アフタヌーン』という対立軸がちょっと昔にあったと思います。んでどっちが勝ったか?といえば、どっちも勝っていない。勝ったのは「オタク」。『エマ』と『げんしけん』が勝った。んで現代が始まる。でも「ベタやストレート」ってのは回帰してくるだろうなあ、回帰して欲しいなあ。ただし、昔のもののチープなコピーでなければ。と思っています。