オトナアニメは見ていない

http://anond.hatelabo.jp/20070422234719
http://d.hatena.ne.jp/WAFL/20070422

フハッ。めんどくせえなあ。アニメには深入りしないようにしましょう。

社会評論や哲学講義に陥らずに、アニメ自体を語るってスタンスが、アニメ鑑賞のスタイル論になっていたり、なんだか知らない間に世代論になっているという。WAFLさんの指摘を読んでそう思った。

好き勝手に観ればいいんじゃないでしょうかね。「面白いアニメとは何か?」「何が面白いアニメか?」もいいけど要は面白く観たらいいんだから。好事家を極めるスタイルの隣には、「いかに面白く観るか」「どのように面白く観るか」という道もありまっせ、と。

例えば『MUSASHI -GUN道』という屑アニメがある。屑アニメだが、『MUSASHI -GUN道』に対する語り口は並みのアニメより面白かった。引用回数を「良い/悪い」の判断基準にするならば、『MUSASHI -GUN道』は明らかな良アニメだ。

ただこういう道に入っていくと、この作品は良いか悪いかという根源が忘れ去られるってのもある。評論屋が作品をダシに己を語ってばかりだと、バカがいい気になってバカなものを垂れ流し始める。有線放送とか聞いていたら死にたくなる。

結論はなし。バランスが重要。めんどくさいねー。