美しいこの国の仇

ニートといわれて真っ先に思い出すのは、はるき悦巳『日の出食堂の青春』ですな。ヤクザ映画を観て高倉健の真似をしてみたりする青春を描いた真っ当なマンガですわ。ヤクザのパシリを辞めて豆腐屋になった元同級生を尻目に、ダラダラとした日常を過ごす主人公たちが情けなくていい感じである。なんというかニートの半分ぐらいはユーモアでできてると思うんだわ。ただし半分ぐらいだけど。