亀井静香はエロカワイイ

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こんなものがあるなんて!今朝のアカヒ新聞で知りました。アカヒ新聞には韓国人の青木雄二チックな広告と『蜘蛛女のキス』の舞台広告が載っていました。ツンデレって何だ。

某女から、墓参りツアーを企画しろといわれました。個人的には東北のキリストの墓か、折口信夫の墓に行きたいです。折口は自分の養子と一緒に埋葬されているそうで。でも、噂によればこの養子は同性愛者折口の嫁だったそうで。墓まで持って行くというのはこういうことを言うのだ。いいよな、エロくて。俺が死んだらほりほねさいぞうの単行本と一緒に埋めてくれや。

伊藤剛先生が単行本をだされるそうで。『テヅカイズデット』だった?手塚褒めってのは幾つかパターンがある。一番現代において強いのは、手塚は「エロい」って褒め方だ。「三流劇画より手塚のほうがエロい。三流劇画より吾妻ひでおのほうがエロい。よって吾妻と手塚は同級の作家である。吾妻はボクらにとっての神様だ。よって手塚は神様だ。」というような考え方。私はこういうのを「吾妻化された手塚治虫」または「ニューウェーブ化された手塚治虫」と呼びたい。でも「ニューウェーブ」ってのはとっくの昔に終わっている。終わっていなければ、大友克洋ポンコツアニメを作ったり、吾妻が失踪生活を送るはずがない。夏目房之介先生の「手塚褒め」本だってよく読んでみたら全然ほめてないからね。「手塚治虫の冒険―戦後マンガの神々」だからな。つまり、父としての神=唯一神ではないってわけだ。

伊藤先生の本には『ぼのぼの』についても書かれているみたいで。この作者は「マンガは終わった」といったひとなんだけども。どういったことが書かれているか楽しみです。

唐沢俊一先生のマンガ論は抽象化された絶対的マンガ史を転倒するものとして「B級」を提示したものであると思う。その唐沢先生と揉めた伊藤先生の本はどんなものになるのでしょうか。