シロクマとメイド12(#104バージョン)

http://illust.g.hatena.ne.jp/i04/20080629/1214737891
おもすれー。やっぱりディテールこそが命だ。
今はエアロぶりぶりのワゴンみたいなのが走っているわけだが、数年後には単なる「モンド」みたく思われるのだろうなあ。
ゼロ年代DQN&痛車カルチャー。失われた十年?そりゃこんなもん乗ってたら失われとるわ」
調に。あと
「なんで少子化なのにワゴンなの?子宝祈願?」
とか。


小学生の頃よく川で遊んだ。自然が好きだったからではなく、エロ本が捨ててあるからだ。よくそれを探しに行った。
枯れた葦を踏み分けていくと、粗大ゴミが横たわり、ところどころに沼のようなものができて、水が腐って、羽虫が湧いている。そういう風景が自分の中にはある。

思い込みだが、大島弓子パスカルの群』とか岡崎京子『リバーズエッジ』とかを読んだときに、「ああ」と何か腑に落ちた気がした。古事記の水蛭子が葦の舟に載せられて流されたのも、なんとなくだがわかった気がした。その感じを『メイドとシロクマ』では出したい。