原作厨乙

ひぐらしのアニメ版を見ているのだけど、原作と設定が食い違っていてゲンナリ。アニメ版主人公が田舎に引っ越すのは「いじめ」が原因なのだが、原作のは「幼女をモデルガンで襲った」という主人公の通り魔癖が原因なのである。その幼女を襲うような主人公が、幼女を助けるってのが『祟殺し編』の面白さである。主人公は過去の反省もあって、養父に虐待を受けている沙都子を救おうとする部分もあるわけだし、逆に養父を「通り魔」によって解決しようとしてしまう。このどうしようもなさと、ラストの奇抜さが『祟殺し編』の魅力だが、主人公をノーマルな人間として設定してしまってはこの魅力は薄れる。

コードギアスは10話までみた。革命と生徒会。宮殿と廃墟。貴族とテロリスト。オンとオフしかない。まさに中二病的世界である。しかもそれをテンポ良く、高いクオリティで、わかりやすく見せてくれてやがる。嗚呼、ガキがみたら勘違いしそうなアニメだ。大体あんな超能力が使えたら、エロいことに使うに決まっているモンな。それをしない。そうはならない。ってのが中二的だ。

クロヴィスの葬式には笑った。CV若本が「弱者は死ね」とか言う。葬式なのに。しかも遺影は薔薇をもったクロヴィスの姿が映っていたり。もはやギャグである。

C.C.というツッコミキャラが良い。中二的世界が嫌いな人のためにCV若本+C.C.というキャラが用意されているんですね。よくできている。

テロリストテロリスト五月蝿いアニメである。テロリストという言葉を使う奴は悪。と言いたいのだろうが、この手の議論の端折り方はなんでもかんでも「テロリスト」呼ばわりする人間とそう変わりはない。

「中尉。テロリストです。」
「軍曹慎みたまえ。テロリストは差別用語だ。監視モニターがみているぞ。国会で問題にされたらどうする。」
「では、なんと呼びましょうか?」
「テロリストの方だ。高卒はそんなことも知らんのか!」
というコントが頭に浮かんだ。

総論。竹ピーは売国奴だ。中二に売られる日本オワタ