この保守一人で回る番外編

むいむい。さん@永字八法の2004年5月13日の日記(http://d.hatena.ne.jp/eiji8pou/20040513/p3)によれば、「日本の戦争冤罪研究センター所長」ことトッキー=時浦兼小野敏洋のアシスタントをしていたらしい。すげえ。http://d.hatena.ne.jp/yasudayasuhiro/20060601でデタラメに小林よしのり小野敏洋を対比してみたのだが、結構これは当たっているかも。

もしかしたら、時浦兼って人は「一つのオタク史」みたいなものを体現している人じゃないのかな。想像だけど、大塚英志がいう「偽史」みたいなものが彼の中にはインストールされている。小野敏洋-上連雀三平ラインに浮上する「生きられたジェンダーフリー」的感覚もおそらく彼は理解している。それゆえに彼は「右」的なものを選んだのではないか。ならば、現代の「右」的なものの奥には「オタク」が潜んでいる。「右」的なものを批判するためには、裡なる「オタク」と対峙せねばならない。おそらくこれは血で血を洗うという荒行だ。

ま、想像だけどね。どちらにせよ時浦兼って人物は何かの鍵だ。彼にインタビューするなり、彼にマンガを描かせてやってくれよ、編集者の方々。たぶん凄いものになるハズだ。