歩き続けよう、僕らは旅のコソボだから

げんしけん』が終わったんだってなあ。ちばあきおの『キャプテン』みたくなるものだとばかり思っていたが。

あんまり関係ないことだけど、ヤンキーの子供がヤンキーになって、オタクのガキがオタクになるような時代なんだよな今は。左翼のガキは左翼になる。異種交配みたいなことはありうるのかも知れないけど、いつの間にかぬるぬるの近親相姦の世界になってしまうっつーか。

『五年生』の木尾士目が『げんしけん』を始めたとき、東浩紀が「オタク」を語ったとき、確かに何かが始まったと思ったわけで。最近では大きな勘違いだったようにも思えてくる。俺がもう一周回って、右翼的な言動に注目したりするのはそこのトコが大きい気がする。

げんしけん』以前にもそれなりの注目を集めていた木尾士目先生の次回作を期待するべ。