固有名詞が多い

「差異を認める社会」「世界平和」「戦争反対」の標語。日本共産党民商公明党の看板。京都で一番記憶に残っているのはオタ女でもなく、ましてや祇園でもなく、このようなスローガンに彩られた町並みであった。

また「ゲーム脳」か。飽きた。いや、逆に興味深い。社会には、ある種のゲームフォビアが存在するわけだ。谷口ジロー×関川夏央『戦士同盟』に「おらあテレビゲームやってる若い奴の面がナマコよりも嫌えなんだ」ってセリフがあった。昔からこういうのはあるわけなんだねえ。

そりゃ、他人の性癖にケチをつける気はないよ。でもゲームごときで世界は変わるもんかね。映画狂が「アレは映像だ!」と言って線路の上で立ってる姿を俺は全然みたことがないけどね。

原因は「大阪脳」ってことで手を打ったらどうでしょうか。奈良からやって来たのに「大阪」と呼ばれる娘もいることだし。福岡のNEVADAだって「大阪」のAAだし。京都だって絶対アレは「大阪」だ。

私たちは「大阪」に対抗できるのか?前田日明や西村眞吾に弟子入りしてみるのも良いような気もするけど、やっぱり戦争ですかね。矢作俊彦『あ・じゃ・ぱん』、新海誠雲のむこう、約束の場所』ってそういう話でしょ?

え、違うの。