資本論のブルースを歌おう

ゲバルト、デカンショ、ホイ!
月に降り立つ男もいれば
恋も出来ない奴がいる
月賦のテレビを質に入れ
ままよ下宿で月見酒
エンゲル、マルクスエンゲルス


大城晋『資本論のブルース』


事の経緯を説明しますと、
まず、id:plummentさんが
http://d.hatena.ne.jp/plummet/20071207/p2
↑ここでを貰って「はてなポイント」オロオロしはった、と。

んで、俺が
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/plummet/20071207/p2
↑ここで「クリスマスデモと関係があるのだろうか?」と書いた。

そして古澤克大さんがplummentさんに「はてなポイント」を贈っていたことが発覚した。

つまり俺の予想が当たったわけだ。おめでとう俺!


まーそれはいいとして、バイト先のガキBが「アキハバラ解放デモって知ってますよ」と言うので詳しく聞いてみると、「たしかアレですよね。オタクの街になった秋葉原をもう一度電気街に戻そうって運動ですよね。」と言った(本当)。はい、曲解されてますねアキハバラ解放デモ。クリスマス粉砕デモも100年ぐらい経ったら「反グローバリズム、反消費文化、反キリスト教運動。イラク戦争に反対する自衛隊員を中心として、安倍政権無き後行き場を失った愛国者たちによって担われた」とか言われたら嫌ですよねー。ですよねー。


まーそれはいいとして、古澤さんは贈収賄の体質を自衛隊で学んだのだろうか?だとすれば悪いのは自衛隊ニダ!古澤さんは悪くないニダ!クリスマスは韓国発祥ニダ!


まーそれはいいとして、恋愛資本主義に反対する彼が賄賂という左翼風にいうと極めて資本主義的方法を採用したのは、とても面白く、意味不明だ。オタク解放を求める人が、コミケというオタクを解放している場所で襲撃をかましたのと通じるものがある。この手の意味不明さをタナトスと呼んでもいいだろう。つまりは死の衝動。古澤氏の無意識はクリスマスではなく、デモとそれを行う自己を破壊したくてたまらなかったのだろう。要するに心の奥底ではデモが嫌で仕方なかったと推測できる。「趣味」や「楽しさ」が最近流行のデモのスタイルなのだから、嫌でたまらないなら、無理してやらなくてもいいのでは?無理をして楽しもうとする姿は、言うならば田舎出の若者がディスコで「頑張らねば」と必死の形相で踊っている姿のようで、見苦しく、情けなく、鏡をみているようで皆様を無闇に憂鬱にさせるだけだから是非ともやめていただきたい。


まーそれはいいとして、この件で古澤氏が「人の心を10000円で釣ろうとする男」と思われたら嫌。彼の未来の嫁さんは苦労するだろうて。指輪の代わりに「はてなポイント」送ったりして10000円分ぐらい。つまり、彼はケチな男。人を見くびる男。と思われたわけで、彼はますます非モテになったわけだ。そんなときこそ非モテデモをするべきなのかも知れんが、それは社会のためにではなく、自身のためにすべきであろう。



いいよな、10000はてなポイント。俺もブロガー女を10000はてなポイントぐらいで落としたいよ。「やる」んじゃなくて、せめてオフ会をだな


まーそれはいいとして、僭越だが、自分が同時代人と勝手に強く思っていた人間が二人いる。一人は佐藤友哉で、もう一人は古澤克大氏である。今日も何所かで、資本論のブルース。