「はてな」と俺とヤンキーとオフ会

http://d.hatena.ne.jp/i04/20070814/p3
テロの街、京都。天下と己の正義を掛けた決断主義者どもが散ったこの街で、オタクについて色々語ったりした。
以下はオフ会で出た陰惨な話題。注意せよ。


テキストサイト『ホットミルク』読書欄ロリタッチの塩沢氏はオタクをバッシングしていたはずだ。

・この手のものを通過したクセに、オタクをバッシングしていた自己を批判することなく、オタク+衒学な文章を書いているやつはインチキである。インチキこそが「知的」ともいえるわけだが、これに振り回されている奴は後で泣き言いうなよ。

・「非モテ」とか言い出してから、「はてな」は堕落した。この馴れ合いっぷりは「テキストサイト」の再現である。しかも「はてな」は衒学である分だけ手に負えず、恥知らずである。

腐女子は肯定されるべきか?陰惨な現実のなかでマイナー文化に接している彼女たちは取り敢えず味方であるから、肯定されるべきだ<いや、それはお前がオタク界の現実を知らないだけだ。

腐女子はこのブームに乗じて男を乗っけるべきだ。

・ヤンキーやDQNがモテるのは、それ相応の女に対してのみである。しかも、どうして女どもがこういうのと引っ付くかといえば、生活のためである。地方で女が生きるためには、こうするしかないからである。

斎藤環は、オタクをよく知らないのかも。しかし、批評空間でラカン論を書いていたような著者がライターとして生き延びるためには、オタクというパッケージ戦略は批判されるべきではない。
・外部からスカしたものを導入した東浩紀は、同じく外部からスカしたものを導入したOKAMA村田蓮爾ら、その他「ハイエンド系」とシンクロしているように思う。「外部から」の「スカした」ものは、その「外部」慣れ親しんだ人間なら意外とわかり易いものだったりもする。彼ら個人の評価は別にして、「はてな」で東浩紀的方法を振りまくのはイタイ。それはラノベOKAMAに影響されまくったイラストを描いているヤツなみにイタイ。

・社会人生活は芸の幅を拡げる。

・最近のエロマンガは下品だ<いや下品こそが素晴らしい。

たがみよしひさの微妙な立ち位置。さらに彼に影響を与えた内田美奈子の微妙な立ち位置。そしてその魅力。

・後期少年キャプテンの、やるせなさ。そして大塚英志のストイックさと、その経歴。

すぎむらしんいち『サムライダー』はセカイ系。オタクは今すぐコレを読め。

・昔キングレコードが沢山出してたような、本編から逸脱したキャラと声優らのコント満載のワタルやシュラトのドラマCDのノリを嫌悪していたくせに、今『らき☆すた』をニコ動で見ている。
・ロボはどこにいった。女・俺帝国・ロボこそが男オタの世界だったのに<それはマッチョだ<てめえは腐女子化している

・中央の放任は、末端が責任感をもって行動しなきゃいけないってこと。コミケしかり。デモしかり。
・大学構内でコスプレしているやつに石を投げたかった青春。合気道部・弓道部・詰襟の学生会。ここに、左翼スタイルが代入されてもいいはずだ。

・友人が『kanon』にはまっているとき、俺はひきこもりだった。友人を馬鹿にしながら、論壇系雑誌を読んでいた。そうしたら、そこに東浩紀の『痕』の図像を引用した論文が載っていて、愕然とした。

オタク文化ポストモダン(特に構造主義系列)も「学生運動」への批判として享受されたはずだ。オタク文化ポストモダンとくっつく現在、なぜこの化合物に「デモ」が結合するか不思議だ。
・なぜ、それなのに「はてな」でクネクネするんだ?>俺は俺を肯定する。決断主義だ!

今、俺の顔はテロリストちっくになっているだろう。id:i04さんとは初顔合わせだったので、うまく待ち合わせられるか不安だった。だが、駅構内に上:ブレザー下:ブルマの少女がいて「この街も変わったのう」と言いながら『実話ナックルズ』を読んでいたので、一発でid:i04さんだとわかりました。今日は楽しかったです。喉が痛い。