悪法モーホー

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070201i105.htm
へへ。アメリカさんが本気出してきやがった。

○辻元分科員 私は、社会民主党市民連合辻元清美と申します。
 本日は、昨年十二月三日なんですけれども、アメリカ合衆国司法省が、第二次世界大戦中に日本軍人及び軍関係者として、いわゆる七三一部隊での人体実験や従軍慰安婦の組織化、制度化を進めた十六人の日本人について、アメリカ合衆国への入国禁止の措置をとったという報道がなされましたが、この件について質問したいと思います。
 今私の手元に、米国司法省が出しました緊急リリース、これは十二月三日付のものなんですけれども、これがございます。
 この中で、戦争犯罪の疑いのある日本人の入国拒否監視リスト掲載についてという緊急リリースですが、米国司法省は、本日、というのは昨年の十二月三日ですが、十六人の日本人を米国への入国拒否監視リストに掲載した。リストに挙がったこれらの日本人は、非人道的人体実験を行った日本軍軍人や従軍慰安婦慰安所の運営にかかわった人々であるということが書かれておりまして、ずっといろいろその内容について書いてありますが、特別調査室のローゼンバウム氏というのが、これが委員長らしいのですけれども、その人が、このリストに載った人々は、ボルツマン修正法として知られているUSCの条項一一八二(a)(3)(E)によって米国内の入国を禁じられたと言っております。
 この法律は、ナチスのドイツに関係した人々、もしくは第二次世界大戦中の迫害行為にかかわった人々やナチス・ドイツの同盟国だった政府が対象であるというふうに聞いております。ナチス・ドイツの迫害行為にかかわった人々を入国拒否対象とした一九七九年の法律による監視リストに、ヨーロッパ以外では残虐行為にかかわった人々が挙げられるのは今回の日本が初めてだったと。
 この法律を施行する立場にあるこの委員長は、調査が続くにつれてほかの日本軍軍人たちがリストに挙げられるだろうというような発言もしております。この委員長はさらに、この問題に関して容疑を確定させることができたという、確定という言葉も使って、このリリースには載っております。
 そして、七三一部隊慰安所にかかわった疑いの持たれている人々を入国させないことで、米国政府は犠牲者や彼らの苦しみを忘れないことの大切さを示している、そして、こういった極悪非道な犯罪を繰り返さないようにと願っているとこのローゼンバウム氏は言ったと米国司法省の緊急リリースが流れました。これによりまして、例えばアメリカのワシントンポストなどでは、大きな記事になって報道されています。

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/140/0386/14003040386002c.html

長くてわかりにくいけど、1996年にアメリカは従軍慰安婦関係者をナチ党員と同一視して入国拒否(のリスト入り)にした実績があるってこと。俺らが「綾波萌え」とか言ってた時分から、アメリカって国はこうなんだよ!この「従軍慰安婦決議案」だって何を今更だわな。10年前のことを忘却している人間に歴史感覚も何もない。

ところでエヴァ=10年前を見て「懐かしい」と感じられない時代なのかもな。あの頃から何も(慰安婦問題も含めて)進歩していないってことで。変化はしたけども、「エヴァ以降」は終わらない。