この時が全てでいいでしょう(新木場で)

ああ、靖国のついでにコミケも行ってきた。30日でこんなに混雑しているんだから最終日は一体どんな地獄絵図に?
全館を三周ぐらい彷徨い歩いた。30日は腐女子の日なんですね。基本的に。
地味・(本質的に)サービス精神旺盛・(多分)知的な娘さんはこんなところにいっぱい埋まっていたんですね。
掘り起こす根性はないですけど。
ああ。コスプレは女の七難隠すと思いましたよ。眼福でした。本当にありがとうございました。

電友さんの本(http://homepage2.nifty.com/dentomo/)は勉強になりました。
グデグデの後退戦、つまりは物語的にどうやって盛り上げたらいいかわからん話を、わかりやすく、ギャグ交じりに描いておられた。
知識量と整頓能力と何よりも根性が詰まった仕事。
歴史を、未だ歴史化していないアニメキャラに託すような手法は面白いと思います。アクロバティックというか。

しかしなぜ人はドイツ第三帝国にハマるのか?小林秀雄はこんな物言いをしている

第二、彼(中村光夫のこと)は勉強家であること。これも世上最も普通の意味での忍耐強い勉強家の事で、ネクタイを買う金があったら彼は本を買う。僕は今後、少なくとも批評家は銀座通りからは生まれないと信じている。カフェで日独協定など論じている奴はもう古いのだ。

日本が国命を賭けようとしていた頃から「ドイツ第三帝国」は「流行っている」「遅れている」で判断できる「生々しい」問題だったわけだ。

ヒトラーのコスプレをした首相もいましたよね。近衛文麿ですけど。