俺DVD

毛も生えてないような頃に国語の授業で読んだ嵯峨信之『ヒロシマ神話』って詩が今の俺にはダブルミーイングのように読める。「神話」とは「神の話」という意味だけではあるまい。詩人の口から漏れたのは「平和への願い」ではなく、陰惨な私達と世界の姿である。設置された監視カメラは「過ち」の部分を削る青年の姿を映した。「神話」の世界から私達は抜け出すことができるのだろうか?

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こーいうのがあるんだよな。「じえいたん」こと「九条しのぶ」って萌えキャラは駄目な日本をまさにキャラ化している。「駄目さ=萌え」に甘んじるのも良いと思うよ。眺める分には。でも、これは残念なことに自分自身の姿なんだ。ロリなメガネ娘の前に「そんな君が好きだよ」って言ってくれる国家も思想も、もうないんだよ。11歳の私達はいくら馬鹿にされても厨房からはじめるしかあるめぇ。